今日、
畝傍御陵前駅の近くにある、奈良県社会福祉総合センターの中にある、
奈良県聴覚障害者支援センターで行われた、
チャレンジ!要約筆記~書いて伝えてみよう~
の講座を受講してきました。
皆さまは、『要約筆記』って知ってますか?
私は、全く知らなかったのですが、
インターネットって、ちょこっと調べてみたら、
聴覚に障害のある人のコミュニケーション方法だということがわかりました。
渡辺歯科医院でも、聴覚に障害をもられている患者さまも、多数いらっしゃいます。
恥ずかしながら、スタッフ誰も手話もできず、いつもは紙に文字を書いて、患者さまとやりとりをするのですが、、、
もっと、いい方法があるんじゃないかと、いつも思っていました。
そんな時、奈良県の広報で、この講座が目にとまり、申し込んだわけです。
私たちがいつも、患者さまとやりとりをしていた方法は、対面の相手と話す代わりにお互いが直接文字を書いてやりとりをする『筆談』というもので、
『要約筆記』とは、「通訳」として相手との間に入り、話し言葉をわかりやすく文字にして聞こえにくい人に伝える方法です。
1分間に300〜500文字前後のスピードで展開する話し言葉を、遅れず、的確に、わかりやすく伝えるために要約するので『要約筆記』といい、言葉だけでなく、ブザーの音や拍手、笑い声などの情報も、すべて文字におこして通訳します。
講演会や式典など大勢の人が参加する場合は、会場全体から見られるように、プロジェクターでスクリーンに映します(全体投影)。
歯科医院や病院では、先生と聴覚障害者の方の隣に座り、用紙に書き起こしていき、直接読んでもらいます(ノートテイク)。
講座の後半には、『要約筆記』の体験をさせてもらったのですが、これがなかなか難しいのです。
まず、聞き取り、、、
あと、文字の読みやすい大きさ、字体、スピード、、、
話されている言葉をそのまま、ダラダラと書いていくのではなく、要点を簡潔に自分でわかりやすい文章に瞬時に考えて文字にする、、、難易度高っっ!
漢字も、あれっ?どんなんやった?ってなるし、、、
体験では、150文字の文章だったのですが、これが2時間の講演会とかになったら、大変です!
頭が爆破するかもです(笑)
久しぶりの、ちょっとだけの勉強でしたが、センターの方の話とか、初めてのことばかりで、すごくいい体験ができました。
今後、今日の経験を活かせたらなぁと思っています。